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活躍する卒業生

衛生看護科 1980卒
大分県看護協会理事 大河原病院看護師長 小関 良子さん

 来年は、昭和学園高等学校創立八十周年を迎えるそうで、誠におめでとうございま
す。
同窓会だよりに「活躍する同窓生」というテーマで原稿依頼を頂き、私などでいいの
かしらと思いましたが、これまでを振り返るチャンスだとも思い書いています。
 昭和学園高等学校(旧昭和女子高等学校)を卒業し、何年の月日が過ぎたのだろ
うと考えると、ぞっとしつつ、月日の経つ速さに戸惑いを感じます。
 幼少期は病弱で入院する機会があり、看護師のキビキビ働く姿、優しい声掛けに
憧れ看護師を目指すようになりました。同高に入学したあの日、初めて聞く専門用語
の難しさ、実習での戸惑い等思い出すと懐かしくもあり、大変だった記憶がよみがえ
ります。自宅が遠かったのと、看護科は勉強が大変と聞いていて、寮生活をいたしま
した。炊事当番になると、予算内で朝夕食、お弁当の献立から調理まで行わないと
いけなく、自宅では包丁を持ったことすらなかったので大変でした。かまぼこの1本を
24個に切る作業が印象的でした。お風呂も薪で焚かなくてはいけなかったのでよく頑
張ったと思います。
 これからも昭和で学んだ事を誇りに思い、その精神を忘れず頑張っていきたいと思
います。本当にありがとうございます。


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