今後の新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い，例年より規模を縮小して3月17日（金）に卒業生のマスクは任意着用姿で259名の卒業式が挙行されました。コロナの影響で来賓は県知事代理だけで，昨年と同様に同窓会会長などの来賓と保護者の参列はありませんでした。

　昨年４月就任された飯干学長も就任後初めての卒業式で感慨深いものがあったものと思います。式次第に従い各専攻の代表に卒業証書・学位記授与，学長告辞では入学時コロナ波の影響でオンライン授業など教育のあり方を大きく変化せざるを得なかったこと，最後の一年はコロナの第六波・第七波と物価高またサークル活動や体育祭，文化祭の中止や縮小など大変な短期大学生活にふれ，その困難を乗り越えたと自信をもってこれからの人生を歩んでほしい。令和５年度は「ホームカミングデー」の実施も検討しているので，大学のホームページを閲覧して参加してください。
　プロフェッショナルな自分を育てる生き方は二つあり，二刀流の大谷選手や将棋の藤井竜王のように夢に向かって計画的に取り組む「未来を拓く生き方」と様々な分野で活躍する著名な人も90％は偶然就いた職業に「未来が拓ける生き方」。私の好きな言葉に「より良き方法がある。それを見つけよ」がある。実践し気づきの鍵を見つけ，対策を考え，自分の秘められた才能を開花させ，充実した人生を過ごしてほしいと告辞を述べられました。

　その後，知事の祝辞，一部自治会長の送辞，卒業生の答辞，卒業生記念品贈呈で閉式しました。
卒業式後は卒業記念品，専攻ごとの記念撮影や恩師との記念撮影など笑顔が溢れていました。
卒業生の皆さんご卒業おめでとうございます。「出会いがあるから人の世は素晴らしい，別れがあるから人の世は美しい」という言葉があります。これからは同窓会員として同窓会へのご協力とご支援をお願いします。
　なお，飯干学長告辞はご了承をいただきホームページ（同窓会限定）に全文掲載してあります。また卒業式や記念撮影の様子の写真も掲載してありますのでご覧ください。