同窓会事務局からのお知らせ

令和7年度 支部長会報告
2025年11月30日 11時26分

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令和7年度 支部長会報告


 2025(令和7)年11月15日(土)11:00〜13:55、福岡女子大学・講義棟C101において、対面及びZoom配信による支部長会を開催しました。向井理事長兼学長ご臨席のもと、支部長12名(支部長以外の参加者も含め、対面 10支部 12名、Zoom 2支部 3名)、本部役員20名、事務局2名が出席いたしました。 

支部長会の次第は以下のとおりです。 
・会長あいさつ 
・理事長兼学長あいさつ 
・講演 福岡女子大学 副学長兼人間環境科学研究科長 国際文理学部 食・健康学科
    教授 太田 雅規 先生 
    「健康で豊かな生活を送るために:賢い減塩と福女大卒業生調査結果の紹介」 
・筑紫海会活動報告 
・協議 
・理事選考委員選出 

 辻村会長は挨拶の冒頭で、日頃の支部活動に対する深い感謝の意を述べました。特に、記念誌原稿の作成やコミュニティサイト「Bikita」の活用促進への協力に触れ、さらに「女子大学としての価値を未来へ継承していきたい」との抱負を示しました。また、筑紫海会100周年記念式典の日程が2027年3月21日に変更されたこと、さらに、2026年4月19日には料理研究家・村上祥子先生によるプレイベントが開催される予定であることも報告しました。 

 向井理事長兼学長からは、大学の新たな取り組みについて紹介がありました。2027年度には、環境理工学科と生活情報工学科の2学科を新設する予定です。女子大学として培ってきた「生活」の視点を大切にしながら、社会が求めるジェンダード・イノベーションを生み出す力を育てる教育を一層推進していく方針が示されました。さらに同年度よりトランスジェンダー学生の受け入れを開始することについても説明がありました。

 太田副学長による講演では、人類の進化と現代生活のミスマッチが健康に及ぼす影響、特に塩分の過剰摂取のリスクについて解説されました。さらに、同窓生を対象とした調査結果から、健康と幸福度には身体活動だけでなく、「人とのつながり」が極めて重要であることが示され、日常で実践できる減塩の工夫や野菜・果物の積極的な摂取による排塩の取り組みをあわせて紹介されました。

 講演後には、太田副学長を囲んで昼食を共にし、支部や本部の役員一同が和やかに交流を深めました。本学図書館棟1Fにあるカフェ「空とたね」のお野菜にこだわったヘルシーなお弁当も好評でした。

 筑紫海会創立100周年記念事業実行委員会の中竹実行委員長は、筑紫海会活動報告と記念事業の進捗について報告しました。特に、Bikitaによる同窓会活動のIT化推進、記念誌の制作、記念式典の準備という3つの柱について、それぞれの具体的な状況を説明しました。

 支部活動に関する協議では、若い世代の参加促進が共通の課題として挙がり、各支部での取り組みが共有されました。また、「講師情報をもっと知りたい」という要望も多く寄せられました。支部活動において講演会等を企画する際に参考となるよう、今回ご講演いただいた太田副学長をはじめ、支部での講演等にご協力いただける先生方を、今後も支部長会で紹介していきます。

 その他、来年度の支部助成金について提示し、承認されました。最後に、会長よりトランスジェンダー学生の受入れに関する同窓会としての報告があり、支部長会は閉会しました。

 会議後に行われた Bikita の利用サポートでは、支部活動に関連する機能を中心に解説し、実例を交えながら具体的な活用方法を紹介しました。参加者からは「支部内で活用してみたい」との声が寄せられ、今後さらに利用が広がっていくことが期待されます。

 筑紫海会100周年、そしてその先の未来に向けて、本部と各支部が手を携えて課題に向き合い、一歩一歩歩みを進めていくことの重要性を改めて認識した会となりました。支部の皆さまのご参加とご協力に深く感謝申し上げます。
 

P R

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