同窓会事務局からのお知らせ

同窓生から大学に作品をご寄贈いただきました 
2025年04月26日 10時25分

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 去る3月26日、浅山絹子様(大6食)が日展(書部門)入選作品を、西原そめ子様(大6食)が高取焼亀井味楽作の茶碗を、大学に寄贈なさいました。
 浅山絹子様は、福女大ご卒業後、長い間、福岡市立高校の教諭として勤務されていましたが、若い頃から、将来、自由な時間が取れるようになったら、書を習いたいと思っておられ、定年退職されたのを機に、福岡風雲会(書教室)に入会されたそうです。
 50歳代に東山魁夷画伯の画と著作文に出会ってすっかり魅せられ、将来、画伯の文章を書作品にしたいと思うようになったということで、70歳代で日展に6回入選された作品のうち、以下のように、5作品が東山魁夷の文章を書にされたものです。

 2009年(平成21年)第41回日展 初 入 選 東山魁夷「春兆」  (73歳) 
◎2010年(平成22年)第42回日展 2回目入選 東山魁夷「雪暮」  (74歳) 
 2011年(平成23年)第43回日展 3回目入選 東山魁夷「樹霊」  (75歳) 
 2012年(平成24年)第44回日展 4回目入選 東山魁夷「白い朝」 (76歳)
 2013年(平成25年)第45回日展 5回目入選 東山魁夷「暁」   (77歳) 
 2015年(平成27年)改組新第2回日展 6回目入選 国木田独歩「武蔵野」(79歳) 

 以上の作品の中から、西日本新聞に平成23年5月28日(土)紹介された、『第42回日展 2回目入選 東山魁夷「雪暮」の書(2010年(平成22年))をご寄贈なさいました。

 西原そめ子様が寄贈なさった茶碗は、1989年開催の「アジア太平洋博覧会(通称:よかトピア)」会場で開催された福岡市茶道文化連盟の茶席で使用したもので、藩窯として400年の歴史をもつ福岡市の高取焼亀井味楽窯に依頼し、当時の茶道連永倉三郎会長(元九州電力社長)揮毫「福」の字を入れて焼いていただいた、特別製の数(かず)茶碗だということです。西原様もよかトピアの茶会開催にご尽力された会員のお一人として茶碗を受け取られ、所蔵されていた貴重なものを今回大学に寄贈なさいました。
おふたりには、向井理事長兼学長より、感謝状が授与されました。
 

西原様寄贈の特別製の茶碗

 
 
学長室にて浅山様の書の前で
左より、庄山副学長、辻村会長、浅山絹子様(大6食)、西原そめ子様(大6食)、向井理事長兼学長

P R

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