同窓会事務局からのお知らせ

第12回ホームカミングデーおよび筑紫海会100周年プレイベント開催
2025年05月28日 12時37分

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 4月20日(日)、令和7年度の総会後、筑紫海会創立100周年プレイベントとして、国際教養学科の渡邉俊教授による講演「大学百年史こぼれ話」を開催しました。渡邉先生は現在、ご専門分野の他に「福岡女子大学史」「福岡女子大学論」の授業も担当され、本学について熟知されており、大学100周年を記念して昨年4月に刊行された「福岡女子大学百年史※」編纂にご尽力をされました。講演では、編纂事業にまつわる多数の資料や写真を提示されながら、10年にも及ぶ編集作業の中から出た幾つものエピソードを語ってくださいました。特に、圧倒的な情熱に満ち、学問を真摯に貫き通した塩川幾久氏(女性に司法の門戸を開く重要人物)についてのお話が大変興味深く、聴講の皆さんも終始、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。歴史を紡いでいく緻密な作業の継続が、大学関係者(在学生、同窓生、教職員)だけでなく、研究者や一般読者および次世代の人々にとって、いかに重要かを改めて学ぶことができました。
 後半では、時代や文化を映し出す「卒業アルバム」からの写真が投影され、同窓生の皆さんは歓声を上げて懐かしい日々を思い出されていたようです。

 
講演後は、3月1日より運用が始まった同窓会コミュニティサイト「Bikita」への登録・機能の有効活用を促進するため、「Bikita」体験コーナーを開催しました。C201講義室内では、会員登録やグループ機能の活用について実演指導を行い、講義室前のホワイエでは「なんでも相談コーナー」を設けて個別支援を行いました。

 筑紫海会役員だけでなく10名の学生サポーターも一緒に端末操作の実技支援を行いました。参加者の一つ一つの困りごとに優しく丁寧に対応してくれる学生会員の姿は頼もしく感じられました。同級生などにサイトを紹介して登録を増やしてもらい、グループ機能など存分に活用してもらえることを期待しています。
 残念ながら体験コーナーに参加される方が少なかったことが反省点ですが、「Bikita」を活用することにより学友や同窓生と繋がれるということを少しでもご理解いただけたのではないかと思います。これからも、サイトに対する関心を高める工夫とともに粘り強く登録と活用を促す働きかけが必要であることを感じる貴重な機会になりました。


 
 ホームカミングデーでは他に、大学関連の催しも多くあり、大学100周年記念美術品展示室観覧(第十四代今泉今右衛門氏絵皿、野見山暁治氏絵画等)、国文学科や英文学科の懐かしい先生方によるミニ講義&近況報告、福女大OB・OG教員と語る会なども行われました。総会受付横には「福岡女子大学百年史」、附属図書館前にはエッグデコパージュ作品が展示されて、皆さん、立ち止まって閲覧や鑑賞をされていました。懇談コーナーとして開放された和カフェ「空とたね」には、同窓生の明るい笑い声が絶えず、参加された皆さまに楽しいひとときを過ごしていただけたことと思います。
 来年度の総会も、ホームカミングデーと同日開催の予定です。2年後の筑紫海会創立100周年に向けたイベントを来年度も予定しておりますので、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。



ホームカミングデーの写真一覧こちらはから

※「福岡女子大学百年史」の詳細については下記発行元にお問い合せください。
花書院 ウェブサイト:https://www.hanashoin.com/

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