皆様におかれましては、時下益々ご清祥の事とお喜び申し上げます。
平素より母校の発展はもとより、同窓会活動の充実の為、ご協力ご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。
　さて、母校は昭和55年の開学以来「生きる希望　学ぶ喜び」の校訓の下、文武両道の精神で、学業、部活動ともに目覚しい発展を遂げ、各方面に優秀な人材を輩出し続け、今や巣立った卒業生も1万7,000名程になりました。
　また、名実ともに社会でも認められ｢筑前高校　ここにあり」と周知されております。
　同窓会としましても、毎年発行の会報にてお知らせしておりますとおり、微力ながらこれまでに、特別教室の空調設備、グランドの地盤整備、夜間照明の設置、プールの補修、校舎老朽部分の整備補修と、教育の環境整備を柱として、同窓会設立30周年事業を行って参りました。
　しかしながら今後更に進む老朽化は避けられず、逐一整備の必要性が出ることは明らかです。また、学力向上の為の諸万策を始とする、部活動の強化・育成、情操教育の為の環境整備等、更なる母校の発展・充実の為には、会費だけでは限界があると言わざるをえません。併せて本来の目的である、会員間交流の為の一環としての名簿整備事業や、関東支部発足も既に準備を進めており、今後の支部展開も視野に、同窓会組織の機能充実を図ると共に、誇りある母校と同窓会一体となっての更なる発展を願ってやみません。
　就きましては、昨今の厳しい経済環境の中、恐縮ではありますが、何卒趣旨ご理解とご賛同の上、ご芳志を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

令和5年7月吉日
福岡県立筑前高等学校同窓会
会　長　江藤　崇（18期生）