校歌

一
厚東の山に茜さす
旭の光仰ぎては
高き希望はもえぬべし
常磐の池に照る月の
真澄の影を眺めては
静慮心を清むべし
静慮心を清むべし

二
真締河畔のわが学舎
集うともどち諸共に
誠と熱にむらぎもの
心を正し身を修め
工の技をいそしみて
御世の恵にむくいなん
御世の恵にむくいなん

応援歌一号

一
暁光みなぎる桃山の
　山河に聳ゆる甍こそ
これぞ栄えある　われらが母校
　いざ行けいざ行け　わが友よ
北斗衝かん勢いで

二
赤き血燃ゆる若人が
今日ぞ栄えある此の首途
われらが母校の　名を背負い
　われらが為に　奮起する
わが友のために　いざ唄わん

応援歌二号

一
新緑そそるわが学舎
　傾く月も心せず
百練鉄と鍛えてし
　宇部工健児われなるぞ

二
今し試練の時到る
　出で立つ男の子の雄々しさよ
高き望みと若き血に
　凱歌は既にわれにあり

三
燃ゆる血潮をいざ唄え
　鉄塁堅防なにかある
勇みて起てよわが友よ
　起たば血潮は尚燃えん